- 肩の痛み
夜寝ているときの肩の痛み
夜寝ているときの肩の痛みの原因
前回は、横になって寝ているときの肩の痛みについて記事を書きましたが、本日は寝ている姿勢に関係なく肩が痛む原因についてです。
肩関節周囲炎や五十肩・四十肩などの肩の痛みは、動かしたときの痛み以外にも「夜の痛み」が問題となってきます。これを夜間痛といいます。
この痛みは、肩関節に負担がかからないように枕を肘の下や肩の下に入れ、お腹の上にもクッションを入れて痛みを軽減させる方法もありますが、もっと早く効果を出したい方必見の最新治療法があります。
そして夜間痛の原因は、モヤモヤ血管です。
〇モヤモヤ血管とは?
引用;オクノクリニックホームページ
モヤモヤ血管とは、痛みの原因部位にできてしまう「異常な血管」のことです。
「正常な血管」だけではなく、病気の原因になってしまうような「異常な血管」もできてしまうことが最近になってわかってきました。
治りにくい関節の痛みには、そのような異常な血管(いびつな構造でモヤモヤとして見えるため、モヤモヤ血管と呼んでいます)が存在することが様々な研究で確かめられています。
人間の身体は「血管と神経が一緒になって伸びる」という基本ルールがあります。
つまり血管が増えているところには、神経も一緒になって増えていて、この余計に増えた神経から痛みの信号が脳に送ら痛みが発生します。
しかも、もやもや血管と神経は一度できてしまうとなかなか簡単には減りませんので、痛み止めなどの対処療法では一向に改善されません。
モヤモヤ血管の治療
モヤモヤ血管の治療は、注射と運動器カテーテル治療とがあります。
◇モヤモヤ血管を減らす注射
この注射は一般的に整形外科やペインクリニックで行われている「ヒアルロン酸注射」や「ブロック注射」とは大きく異なります。
痛みの原因となるモヤモヤ血管ができている場所にピンポイントに、モヤモヤ血管を減らす薬剤を打ちます。
このため、他の一般的な注射と異なり、高い除痛効果を得られます。
すでに年間3,000人近くの方がこの注射を受けており、重大な副作用が出ていませんから、安全な治療として提供することが可能です。
◇モヤモヤ血管への運動器カテーテル治療(TAME)
運動器カテーテル治療とは、カテーテルというきわめて細いチューブを血管の中に進めて患部に近づき、血管の中からモヤモヤ血管を撃退する方法です。
カテーテルを手首や足の付け根から血管の中に挿入し、目的の治療部位まで到達させ、そこに薬剤を注入します。
肩の夜間痛に対するモヤモヤ血管の治療
引用;オクノクリニックホームページ(奥野祐次医師のコラム)
肩関節には、腱板疎部と呼ばれる腱板(肩のインナーマッスル)がない弱い部分が存在します。
五十肩や四十肩の初期では、このよわい腱板疎部から関節包へ炎症が波及していくことが多いのですが、この腱板疎部にモヤモヤ血管があり夜間痛の原因となることがあるようです。
このモヤモヤ血管を脇の下からカテーテルを入れて、患部に専用の薬剤を注入すると夜間痛は改善されることが多いようです。(奥野祐次先生のコラム)
最新治療をしているオクノクリニック
このモヤモヤ血管を治療している、日本でも数少ない施設が、奥野祐次先生率いるオクノクリニックです。
奥野先生は、痛みがなかなかひかない手指のへバーデン結節やCM関節症、肩や膝関節などの人体のあらゆる関節の痛みから、帯状疱疹後神経痛や足底腱膜炎などの治療に難渋する疾患に対しても、モヤモヤ血管の存在を指摘し治療にあたり成果を出しております。
まだまだ最新治療で出来る医師も少なく、保険適用外となっておりますが実際に当院の難渋する症例は、オクノクリニックでのモヤモヤ血管治療を紹介して成果を出しております。
当院は、オクノクリニックと提携をしておりますので、当院からの紹介状があれば比較的スムーズにオクノクリニックで治療が出来ます。
今回は、肩関節の夜間痛に対する最新治療について書きました。
夜間痛は、その痛みから睡眠を妨げ、睡眠障害を起因してしまうので早急に対応していきたい症状です。
変化のない現在の治療は止めて、最新の治療へと変化させることをお勧めします。
何かお困りのことがあれば当院へご相談してください。
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健幸堂整骨院
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