- 怪我
腹筋運動後の背部から側腹部にかけての痛み
おはようございます。
先日、自宅で腹筋運動をしていて側腹部が痛くなったといって来られた患者さんがいます。
腹筋、特に腹斜筋強化のために捻じっての腹筋運動をされたとのことですが、その夜に少しずつ痛くなり、3・4日すると寝れないくらい痛いと駆け込んできました。
患部は右の背部から右側腹部にかけ、筋肉で言うと前鋸筋から外腹斜筋にかけての痛みでそれらの損傷か、神経で言うと肋間神経痛の疑いがありました。
仰向けや左側臥位で特に痛みが顕著で、睡眠障害があります。
普通、筋肉の損傷だと筋肉を動かした時にだけ痛みが出現するものですが、この患者さんは寝ていても痛いと言って来られました。
考えられるのは、腫瘍や肋膜炎、気胸などの内臓疾患や肋間神経痛や肋間神経にできる帯状疱疹でしょう。
バイタルや咳症状、血中酸素飽和濃度、皮膚の状態などは問題なかったので肋間神経痛を判断しました。
消炎鎮痛処置と胸帯での処置と市販のロキソニン服用指示としましたが、余りにも痛みが続くようなら医科での強い座薬やブロック注射を考えなくてはなりません。
今回は、腹筋運動で筋肉が炎症して肋間神経にも炎症の波及が起きた症例でした。
☆本日も皆さんの健康と幸せを☆
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