- 怪我
中節骨基部裂離骨折
東京は相変わらず新型コロナウイルス感染者数が増加傾向にあり、当院も急患、急性外傷治療以外は治療をお断りしております。
先日は、転倒して指を突いてPIP関節を過伸展して痛めた子が来院されました。
まずこの受傷機転で考えるのは、掌側板という繊維軟骨の損傷です。
それと鑑別診断を要するのは中節骨基部裂離骨折です。
どうやって判断するかは、出血の度合いや圧痛の度合い、介達痛の有無などで判断しますが、ほとんどの場合で骨折が見られるので私は提携医へ必ずレントゲン依頼してしまいます。
この患者さんも、痛みが翌日には軽減して腫れも余りなかったのですが、レントゲン依頼した結果、レントゲン上で裂離骨折が見られました。
レントゲン上は余り分かりませんが、我々専門家は直ぐに折れていることが分かります。
レントゲンでは、転位がある(骨と骨が離れる)骨折は一目瞭然ですが、見落としがちな不全骨折や若木骨折、咬合骨折などは、骨量の乱れや骨のラインをみて判断します。
骨折は整骨院の専門分野ですので、怪我をした際には整形外科か整骨院を受診するようにしましょう。
捻挫だと思っても骨折していることって多々あるもんですよ。
☆本日も皆様の健康と幸せを☆
お身体の不調でお困りでしたら、まずは無料カウンセリングからご来院ください。
健幸堂整骨院
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