- 膝の痛み
運動連鎖の必要性
おはようございます。
毎日、患者様を診ていると「運動連鎖を考慮した評価・治療」が本当大事だと気付きます。
例えば、O脚になっている膝の痛みの方は、必ず骨盤の後傾がみられます。
こういった場合の運動連鎖は、下行性運動連鎖で骨盤後傾→大腿骨外旋・外転→膝関節の屈曲・内反→下腿骨の外旋→距骨下関節の回外とアライメントが崩れていき、膝の痛みへと繋がっていきます。
ですので、まずは痛みが出ている膝ではなく骨盤のアライメントを整えるようにしていきます。その次に、骨盤の正しいアライメントの意識をして頂きながらの内転筋や長母指屈筋の強化等に移行していきます。
みなさんも、骨盤を後傾(腰を反らずに丸くして)して歩いてみて下さい。
勝手に膝が外に開いていきO脚になってくるのが分かるはずです。
しかし、若い人は筋力もあり関節も柔らかいのでならないかもしれませんが、運動連鎖でバランスを取ろうとその方向に力が加わるはずです。
この運動連鎖を考慮して身体の痛みを評価して治療していかなくては、根本的に治らず再発にもつながります。
根本治療を目指しましょう!
☆本日も皆様の「健」康と「幸」せを☆
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