- 膝の痛み
膝の可動域拡大方法
おはようございます。
先週の土曜日に、変形性膝関節症のおばあちゃんがお見えになりました。
歩行時や階段での運動痛の他に、屈曲拘縮あり可動域が伸展・屈曲共に制限が顕著でした。 変形性膝関節症も急性期ではないので可動域訓練等のリハビリを行いました。
まずは伸展可動域改善のリハビリをし、5°位の伸展がでた後に屈曲してみると、屈曲も若干改善しておりました。(伸展をだすと屈曲可動域も改善してくるものなんです)
しかし、屈曲をしてみると膝蓋下脂肪体がお皿の裏に移動していないことに気付きました。
そこで、膝蓋下脂肪体の動きを良くした後に、屈曲しながら膝蓋下脂肪体を後方へ誘導しました。
何回か繰り返しているうちに、屈曲可動域も90°→100°まで数分で改善しました。
施術後も、患者さんはすっきりしたと仰って帰って行かれました。
慢性的な変形性膝関節症の方には、局所的な治療と重心や歩行改善のリハビリをしないとADLの向上やパフォーマンス向上、痛みの改善につながりません。
少しずつ段階を経て改善できるとこまで頑張っていきましょう。
☆本日も皆様の「健」康と「幸」せを☆
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