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腸腰筋が働かなくなると…
おはようございます。
最近の患者さんは、腸腰筋(腸骨筋・大腰筋)の筋力低下の方が多く見られます。
腰痛の患者さん、膝痛の患者さん、鼠径部から側面にかけての股関節痛の患者さんなどなどに腸腰筋の筋力低下が関与しています。
腸腰筋が働かないと腰椎の前彎が低下しヘルニアの原因になったり(働き過ぎも良くないが)、歩行時の立脚時に骨盤と股関節の固定が出来なく異常歩行が出て膝関節や腰部に負担が掛かり痛みの原因になったり、腸腰筋の代償を大腿筋膜張筋や大腿直筋が行い、過緊張となり股関節痛の痛みの原因になったりと。
皆さんは、ベッドに座った状態で腰を反って片方ずつもも上げ(股関節90°以上の屈曲)が出来ますか?
これ、腰痛患者さんに特に多いですが20代の人でも出来ない人が多いんです。
もも上げの際に、状態が反対へ倒れるような代償運動はしてはいけません。
これができないと、腸腰筋の低下はもちろんぎっくり腰などの重い腰痛に罹る率があがりますよ。
みなさんも出来なければ、この運動をして腸腰筋を強化しましょう。
☆本日も皆様の「健」康と「幸」せを☆
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