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ばね指
おはようございます。
昨日は、いつも来られている患者さんからバネ指の相談を受けました。
バネ指とは、手指のoveruseでA1プーリー(滑車)が肥厚、腱も肥厚して指を曲げたり伸ばしたりする際に引っかかってカックンカックンしてしまう状態で、痛みもA1プーリー部に見られます。
まれにA2プーリー部(基節骨部)での肥厚も見られますが、ほとんどがMP関節部にあるA1プーリーでの引っ掛かりが多いです。
腱の肥厚以外にも、ガングリオンが出来て引っかかったりし、昔の整骨院の先生は思いっ切り潰したり、板を当ててハンマーで叩いて凹ませたりと荒療法が主流の時代もありましたが、医学が進歩した現在では、病院でステロイド注射をして劇的に症状が改善されることが多いです。また、注射で症状が改善されない場合は手術をしますが、手術と聞いて嫌がる方も多いですが非常に簡単な手術で、外来で15分程度で出来ちゃいます。
私が研修していたころは、ガングリオンでしたら潰したり、長期間の固定(ADL低下します)していましたが、現在では医科での注射を勧めています。 その方が患者さんのためです。
☆本日も皆様の「健」康と「幸」せを☆
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