- 怪我
子供の橈骨遠位端骨折
おはようございます。
昨日は10才の小学生が10日前に手首を痛めて、なかなか痛みがひかないので当院に受診されました。
手首の痛みを訴えており、動かすことが出来き、腫脹もなく骨折を最初は疑いませんでしたが、橈骨遠位端に限局性圧痛がみられたためレントゲンを依頼しました。
結果、橈骨遠位端骨折でした。
結構、このように骨折していても動かせて来る方が多いです。腫れが出ないケースもあります。 見極めるにはやはり「圧痛」と「受傷機転」です。これで柔道整復師は骨折があるか判断できます。
整骨院ではレントゲンが撮れませんので、骨折や脱臼の場合は医師と連携して医師の同意を得て施術にあたります。 この法律ってどうなんだろう?患者さんは面倒だし、整復(骨を元に戻すこと)が必要な骨折の場合、いったん戻ってきて整骨院で整復して、また提携医のとこで戻ってるか再度レントゲン撮影。
これって患者さんの為になる? 整骨院では病的骨折やリスクが高い骨折以外は超音波画像などで判断して初診から治癒までみれるようにするべきだと思います。
しかし、日本は医師会が強いので絶対無理だと思いますが……..
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