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第5中足骨基底部完全骨折
本日の患者さんは...
私です...。
昨日柔道の稽古中に左第5中足骨を折ってしまいました。
怪我をしてから直ぐに足をつくことが不可能ですぐに腫れてきて、柔道の稽古中ということもあってアドレナリンが出ていて触っても余り痛みがなかったのですが骨折してると思い救急でレントゲンを撮ってもらいました。
受傷直後の写真です。
直ぐにこんなに腫れてしまいました。
そしてお待ちかね、レントゲンです。ワクワク♪
直達外力によって骨折したので骨折線がたくさん見られております。
受傷直後はくっついているように見えますが、これだけの完全骨折だと固定していても次第に離れてきて線がくっきり見えてきます。
その原因は、短腓骨筋という筋肉が原因です。
受傷直後からケンケンで移動しますが、この第5中足骨の折れているところには短腓骨筋という足関節を背屈(上げる)させる筋肉が付いているのですが、その筋肉に何か動いているときに力が入って骨折部が動かされゴリゴリと音がするんです。
こういうのを軋轢音(あつれきおん)といい、完全骨折の固有症状です。
そして翌日、今日の外観です。
既に骨からの出血が表面に出てきております。
定期的にレントゲンを撮って経過を見ていき、スタッフに治療してもらいます。
いつもは患者さんに「お大事にしてください」と言っておりますが、本日は患者さんの方から「お大事にね」と言われ続けています。
情けないです。
また経過を載せたいと思います。
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