新中野の整骨院は健幸堂整骨院へ

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交通事故の痛みは首だけでなく、背中に広がります

 

 

交通事故後の背中の痛み

交通事故に遭うと、衝撃で頚部が頭の重さや慣性の法則によって急激な回旋や屈曲、伸展や側屈が起こり、頸椎の椎間関節が捻挫します.

 

また事故の衝撃で、椎間板神経を痛める可能性があります。

 

 

椎間関節性の疼痛

 

椎間関節とは、頸椎の骨と骨をつなぐ関節です。

首を曲げたり伸ばしたり、横に倒したり捻じったりすると、椎間関節が機能して動くことができます。

 

この椎間関節が捻挫を起こして、頸椎を固定して安静にしようと頚部の筋群が持続的に収縮し続けて、一時的にストレートネックになることがあります。

こういった一時的になったストレートネックは、椎間関節の炎症が治まって、筋肉の緊張(筋スパズム)が低下してくると自然と治ってきます。

 

 

椎間関節が原因となる背部痛

 

椎間関節の炎症は、背部痛の原因となります。

椎間関節を支配する知覚神経は、脊髄神経後枝内側枝と呼ばれる神経で、この神経は背中の筋肉へも知覚枝を出しているので、事故等による椎間関節での侵害刺激や関節の炎症が頚部痛、肩こり症状、背部痛の原因となります。

 

第5頸椎と第6頸椎、第6頸椎と第7頸椎の椎間関節に造影剤を入れてると、図で示した背部へ痛みが誘発されます。(Dwyerらによる)

 

治療法

医科では、椎間関節ブロック注射を打ったり、消炎鎮痛投薬処置をして治療します。

整骨院では、まずは頸椎カラーなどで安静にして炎症を軽減させ、その後は機能回復訓練を施していきます。硬くなってしまった筋肉をほぐしたり、動きが悪くなっている椎間関節を触って見つけて(モーションパルペーション)適切な刺激で動きを改善したりして治療していきます。

 

 

椎間板が原因となる背部痛

 

事故の衝撃による、頚部の急激な屈曲・伸展や回旋動作によって、上下の頸椎を連結している椎間板も損傷される組織の一つであります。

椎間板もその支配神経の特性によって、背部痛の原因となります。

 

 

頸椎椎間板の前方および後方から洞脊椎神経が分布していて、椎間板性疼痛は洞脊椎神経の刺激症状と考えられます。

 

Grubbらは、椎間板造影を行い、造影時再現痛を認め、各椎間板レベルで再現される疼痛領域を図示した。

この図のように、各椎間板損傷のレベルでそれぞれの場所に背部痛が出現されます。

 

 

神経根が原因となる背部痛

 

頚部神経根症では、ほぼ全てにおいて項・肩甲部痛を生じ、後に上肢や手指に痛みや痺れを生じます。

 

これは、頚神経根の硬膜鞘にAδ繊維とC繊維からなる自由神経終末(痛みに敏感なところ)が存在する為で、頚部神経根症では初期には、頚神経根硬膜鞘の刺激症状として肩甲部、背部痛が起こり、その後上肢への神経根症状が出現すると考えられております。(Tanakaら)

 

 

 

 

このように、椎間板は洞脊椎神経支配、椎間関節は脊髄神経後枝内側枝、頚神経根と背部へ分布している神経と繋がっているために、それぞれが原因で背部に痛みが発生します。

 

事故によるむちうちや、長引く頚部痛と背部痛にはこれらが考えられますので、一度整形外科で検査をしてみてください。

 

投薬治療や注射治療で経過が悪い場合は、機能やアライメントを改善しなくてはなりませんので、そういった場合は整骨院や自費でやっている理学療法士がいる専門機関を受診される事をお勧めします。

 

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