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外果裂離骨折

外果裂離骨折

 

 

昨日お見えになった患者さんですが、来院時から明らかに逃避動作や腫脹、皮下出血斑が顕著で骨折の疑いがありました。

 

 

圧痛部位は骨の先端のちょっとした靭帯付着部の部分で、裂離骨折をおこす部分です。

 

 

オタワアンクルルールに沿って触診をして、骨折所見があり、エコー検査をすると、

 

 

骨の不明瞭な部分があり、骨折と判断し提携医へレントゲンを依頼しました。(柔道整復師は骨折や脱臼の応急処置が出来ますが、その後の施術には医師の同意が必要なので)

 

結果は、やはり外果裂離骨折でした。

 

 

 

骨は造血機能があり、血管も富んでいるので骨折すると出血が出ますが、これは折れ具合に比例するわけではありません。

 

個人差があります。

 

今回の患者さんはちょっとした裂離骨折でも内出血が顕著でした。

 

 

この患者さんも、最初は捻挫したと言って来院されましたが、捻挫には骨折が隠れていることが非常に多いのです。

 

捻挫をした際は、必ず整形外科か整骨院を受診するようにお願いします。

 

 

予後

この骨折は、踵腓靭帯や前距腓靭帯という靭帯が内返しに足首を捻じったことによって骨を引き剥がす骨折です。

 

骨片(骨折して剥がれた骨)の転位がある場合は、私の経験上は骨癒合(くっつく)することは少ないです。しかし、機能上全く問題ありませんので、激しいスポーツや成長期のお子さん以外では骨癒合しなくてもその後の治療はしません。

 

スポーツ選手や成長期のお子さんの場合は、骨と骨を固定する手術をしたり、靭帯から骨片を取って靭帯を外果にくっつける手術をします。

 

 

骨がくっつかなかった場合は、靭帯付着部がくっついていないので、靭帯が機能しなくなるために足関節が不安定になり、過度の負荷などで腫れが出たり違和感や痛みがでる場合がありますが、サポーターなどで対処していきます。

 

しかし、将来のことを考えると3週間は骨折部の圧迫を継続して、経過観察していき骨癒合を目指していきます。

 

 

お身体の不調でお困りでしたら、まずは無料カウンセリングからご来院ください。

 

 

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