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朝起きたら膝が痛くて歩けない

おはようございます。

昨日は、起床時に膝が痛くて歩けないという方が来院されました。

問診から視診、触診、徒手検査をしていくと、年齢的にも可動域制限はありますが、膝蓋上嚢といわれる膝関節の関節包に滑液が過剰に溜まっていました

 

いわゆる「水が溜まった」状態です。

 

これは、色々な原因で滑膜が刺激されて、炎症して滑膜の滑液を出す細胞から過剰な滑液が出てきて吸収されていない状態です。

 

色々な原因とは、自己免疫疾患細菌感染関節鼠(かんせつねずみ)、半月板や靭帯損傷骨折偽痛風変形性膝関節症骨壊死など様々です。

 

それを判断するには、他の随伴症状、体温、徒手検査を行いますが、こちらの方は、特異的な症状がなかったのでFTAやQアングルの状態からも変形性膝関節症による滑膜炎と判断して、マルアライメントをきたしている内転筋や前脛骨筋、大殿筋下部繊維、長母指屈筋などの促通と、脛骨外旋偏位をきたしているITTの緊張の軽減、半膜様筋の滑走改善などを施し、消炎鎮痛処置を施し包帯で圧迫して処置しました。

 

治療後の歩行を見ると、少し痛みが改善したのかな?という感じでした。

 

今後、可能ならば週二回の通院リハビリが必要と思われます。

 

 

膝にたまった「水」は抜いたほうがいい??

 

さて、ここで、よく膝に水が溜まると「抜いた方がいい」という方と「抜かないほうがいい」という方とで意見が分かれます。

 

これは、医療従事者でも意見が分かれます。

私は、「抜いたほうがいい」と思います。

 

そして可能ならば、医師の判断になりますが、ステロイドを打った方が炎症が治まり腫れも引き痛みも軽減します。

ステロイドは、長期的な使用は関節破壊を起こし良くないですが、痛みが顕著な場合は短期的に使用した方が私は良いと思います。なぜなら、ステロイドを打って痛みが無くなりスイスイ歩いてくる方を沢山診てきたからです。もちろん長期的な使用はしていません。

 

ただ水を抜いて、ヒアルロン酸とリドカイン(局麻剤)が入った注射をしても、その場は楽になりますが、また腫れてきて痛みが出てきます。また、この腫れが関節包を伸張させて刺激され痛みが出ています。

 

水が溜まると、膝蓋上嚢(二十膜構造)が滑走できないので屈曲制限が出現しますが、これは「膝を保護するための身体の反応」だという方もいます。

「だから水を抜いてはいけない!」という先生もいます。

確かに、水が溜まると膝が固定されて可動域制限がおきて膝を安静に出来るのかもしれません。

 

しかし、これを放っておくと関節拘縮がおき、機能障害が生じ、いつまで経っても膝の痛みが良くならず、腫れも引かない方々ばかりを診てきました。

 

よって、私は、「急性期の安静」は必要だと考えますが、ある程度の時期が来たらアライメント異常が起きている、原因を改善する運動連鎖を利用した運動療法を実施していくことが必要だと感じています

 

その開始時期は、患者さんの痛みが安静にしていて数日たっても変化がないときに私は開始時期だと判断しています。

 

「変化がない」=「今の治療法は意味がない」ということなのです。

 

今まで説明してきたものは、マルアライメントが原因で発症している変形性膝関節症に対する治療法で、私が考える加齢やマルアライメントが原因で起こる変形性膝関節症のベストな治療法とは、

 

①医科での関節穿刺、ステロイド注射(炎症が引き早期の運動療法が可能)

②安静と固定

③痛みの変化が無くなったら運動連鎖を考慮した運動療法によるアライメントの修正 

 

です。

 

これははっきり伝えておきます。

 

今、膝が痛くて通っている病院や整骨院で、注射を定期的に打っててもその場だけですぐに痛みが戻るとか、電気治療と気持ちがいいマッサージやマイクロ波での温熱療法をしているとか、一生懸命大腿四頭筋を鍛えているとか、、、これら全部、誤魔化しているだけですよ。

 

ちゃんと痛みを改善したいのであれば、運動連鎖を考慮した運動療法や、大腿の外側の筋肉緊張を緩める為に、鍛えなければならない筋肉を効率的に鍛える運動療法などをしない限り、あなたの膝は誤魔化されているだけで、徐々に悪化していってます。

 

そして、変形性膝関節症が末期になると、私でももうどうしようもできません。

 

手術をしてください。

 

よく、手術をすると逆に悪くなるとか、リハビリが大変と言われますが、手術をしないと痛みがもう治らないですよ。

 

手術しても悪くなる方は見たことがありませんし、リハビリをしないと今までの落ちた筋肉や使い方を忘れてしまった筋肉のままでは、動けないでしょ?だからリハビリするんです。

 

それは、あなたがちゃんとした病院や整骨院と出会えなかったから、こうなってしまったのです。

 

そして、手術をしても痛みが出るのは、リハビリをちゃんとしていないからです。その他にも要因はありますが。。

 

膝が痛くて上記のような、変化のない治療をしている方は一度ガラッと治療法を変えてみてはいかがでしょうか?今はインターネットがあり情報もすぐに得られます。

 

膝で悩んでいるあなたが、いい先生と出会えますように。

 

 

☆本日も皆さんの健康と幸せを☆

 

 

お身体の不調でお困りでしたら、まずは無料カウンセリングからご来院ください。

 

 

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