- 背中の痛み
なかなか楽にならない背部痛
おはようございます。
本日はなかなか良くならない背部痛についてご説明します。
背部痛といっても原因は色々ありまして、筋骨格系から内臓痛まで多岐に渡ります。
本日は、心臓や消化器系の内臓痛、頸椎や胸椎の椎間関節や神経症状などのRed flag sign を除外したうえでのお話をしますね。
そもそも、なんで背中の筋肉が張ってきて辛くなってくるのでしょう?
まずは精神的な要素です。交感神経が緊張して来ると筋肉は張ってきます。あとは、姿勢です。
背中が円くなってくると、肩甲骨が前方・外側へ移動してきて大胸筋や小胸筋、広背筋といった筋肉が緊張してきて、これらの筋肉はもともと屈筋群(曲げる筋肉)で背部の筋肉(伸筋群)よりも普段から優位で強いのです。そこで姿勢が悪くなってくると余計に屈筋が緊張してきて猫背などの不良姿勢が形成されます。すると、背部の僧帽筋や菱形筋は伸ばされて筋力低下を起こして易疲労を起こし背部の辛さが出ます。
ということは、いくら背部を緩めてもダメなのです。 大事なのは胸の筋肉などの屈筋を緩めないと、いつまで経っても楽にならないのです。
☆本日も皆様の健康と幸せを☆
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