- 腰の痛み
安静時の腰部痛
おはようございます。
昨日お見えになった患者様ですが、主訴として歩いている時は痛くないが、椅子に座って仕事をしていると腰部痛が出現すると言って来院されました。
「安静時痛」
これは背中や腰部にみられると一番警戒しなくてはならない症状です。
安静時痛は、内臓からの痛みや感染症、がんの転移や化膿性脊椎炎などの怖い病気の症状です。
安静時痛がみられていた患者さんですが、バイタル異常なく、健康診断も最近受けて問題ない、下腹部痛などの症状もみられない、運動痛-、神経学的検査所見異常なし、既往歴や体重減少等の悪い症状も無し、結果的に椅子に座っているときの姿勢や筋肉の廃用性萎縮みられていたので筋筋膜性の腰痛と判断して、臀部の筋肉を中心とした運動療法と脊椎の可動域訓練を施し、週一回のリハビリで経過観察していきます。
今回の安静時痛は、悪い姿勢や筋肉の萎縮による筋筋膜の緊張による疼痛と思われましたが、安静時痛とは非常に恐ろしい症状なので、みなさんも寝ていても痛い背中や腰の痛みは医科の受診を一度お勧めします。
☆本日も皆様の健康と幸せを☆
カテゴリー