- 肩の痛み
上腕二頭筋長頭腱炎
おはようございます。
先日は、「力こぶ」を作る上腕二頭筋の筋トレをして数日後から肩が痛くなってきたという方がご来院されました。
各種テストをするまでもなく「上腕二頭筋長頭腱炎」と分かりますが、念のためにspeed testやYergson test、elbow flexion test で陽性がみられたので確定となりました。
上腕二頭筋は長ーく肩甲骨後面の関節上結節や関節唇から肘まで走行する長頭と、肩甲骨の前面の烏口突起から肘まで走行する短頭があり、長頭腱の炎症が非常に多いです。
これは、腱が上腕骨の結節間溝という溝を走行している為で、ここで摩擦などのストレスが加わり炎症を起こすのです。
酷い方は、ここで断裂をおこしたり腱が溝からズレないようにしている組織が損傷されて、腱が脱臼してしまいます。
これは手術の適応となってしまいますので、炎症の段階でちゃんと治しておかないといけませんね。
治療は、上腕二頭筋の筋腹の筋緊張を取るリハビリで十分回復します。
では本日も頑張っていきます。
☆本日も皆様の健康と幸せを☆
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