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うつ病と鍼灸治療

うつ病とは?

 

うつ病とは気分障害の一つで近年増加傾向にある精神疾患で、環境や対人ストレスなど様々な要因で脳がうまく働かなくなる状態です。

発症の原因は正確には明らかになっていませんが、感情や意欲を司る脳の一部に不調をきたしていることが分かっています。

ストレスが極度にかかることにより自律神経、血管などが圧迫され頸部・肩周囲の凝りが亢進し脳への血流が悪くなります。

また、内臓機能の低下をきたすこともあるので注意が必要です。

 

うつ病になりやすい人の特徴は

 

・まじめで几帳面

・完全主義

・物事を他人に任せられない

・融通がきかない

・他人からどう見られているか気になってしまう

 

などがあります。

 

うつ病は原因となる環境から距離を置いたり、ストレスを軽減させたりしないと何もせずに良くなることは難しい病気です。

自分では自覚がなくても気づいたときには症状が進行していることもありますので普段から定期的に心の休養をとることが大切です。

 

 

うつ病の症状


 

うつ病の症状は個人によってさまざまありますが、ここでは多くの方にみられやすいものを見ていきたいと思います。

 

うつ病の症状は大きく分けて次の「精神症状」と「身体症状」があります。

 

 

上記のようになんとなく最近気分が晴れない、身体が疲れている、眠れなくなった、などはうつ病のサインかもしれません。

表の項目が当てはまったからといって必ずしもうつ病とは限りませんが、日々の仕事や対人関係にストレスを感じていたら、今は大丈夫でも今後症状が進行していく可能性があります。

 

自分でうつ病かどうかの判断は非常に困難ですので一度専門医の診察を受けてみるとよいでしょう。

 

 

うつ病の治療


 

基本的な治療は次の4つになります。

 

  1. 薬物治療・・・・・・定期的な服用を行い改善を目指す
  2. 精神治療・・・・・・認知行動療法、対人関係療法などがある
  3. 休養・・・・・・・・今の環境から離れ、心と体を休める
  4. カウンセリング・・・定期的なメンタルケアを行う

 

これら治療法を合わせながら治療をすすめていきます。

 

どの治療法もすぐに効果が表れるものではありませんので、薬物療法なら服用の継続を、精神療法・カウンセリングなどであれば定期的な通院を行い、心の安静がとれるまでしっかり休養することが大切です。

 

西洋医学的観点からの治療は上記のとおりですが、近年では東洋医学的観点からもうつ病などの精神疾患に対する施術が行われてきており、一定数の効果がでております。

 

鍼灸治療

 

 

東洋医学の鍼灸は、副作用がない治療法と言われています。

うつ病の主な症状である不眠・倦怠感・頭痛・食欲不振など各症状に合わせて鍼灸治療を行い不調を改善させていきます。

 

不眠や肩こりなどでは、筋肉の過緊張が起こり神経や血管を圧迫します。

これに対して鍼やお灸を駆使して、細くなっている血管を広げ、神経・血流を改善させていくことで症状の改善を図ります。

 

また東洋医学的観点からみて弱っている臓器などがあれば不調の原因になりますので、いわゆるツボなどを刺激して身体の内側から治療をしていくことでより効果がでます。

 

うつ病の症状は多岐にわたり、まだ原因がわかっていないこともあるため医師のもとでの治療と鍼灸治療を併用していくことで相乗効果が期待できます。

 

 

まとめ

 

いかかでしたでしょうか。

うつ病の症状は人それぞれ違うことが多く、個人差があるものです。

 

治療過程で症状が悪くなったり、良くなったりを繰り返すことがほとんどなので、自分の症状は治らないんだと思い込まず、根気強く治療を続けていきましょう。

 

症状の改善に1年以上要する人もいますので、焦らずゆっくり主治医の先生と相談しながら回復を目指していきましょう。

 

 

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