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昨日急患できた肋骨骨折

 

肋骨骨折

肋骨は、胸腔の内臓を保護する大事な骨で、背中の胸椎から肋軟骨を介して胸骨までついている骨です。

肋骨骨折は、圧迫や過激な筋収縮(くしゃみ、咳)などの介達外力や直接打ったことによる直達外力で生じます。

好発部位として、第5~第8肋骨に多く、特に第7肋骨に多いです。これは私見ですが、触診すると第7肋骨が一番外側に出ているためだと思います。

 

1 症状

 

ⅰ 疼痛

深呼吸、咳、くしゃみなどで痛みが増強し、骨折部に限局した圧痛がみられます(限局性圧痛)。

直接肋骨に何かがぶつかったりする直達外力以外の、介達外力による損傷で、骨折がない場合は広範囲に押したときの痛み(圧痛)がみられます。

 

ⅱ 軋轢音(あつれきおん)

骨折部に手を当てて、患者さんに深呼吸をしてもらうとギシギシという軋轢音を触知するすることがあります。

 

ⅲ 変形

多発骨折(2本以上の肋骨が折れる)では、肋骨のズレ(変形)を触知します。

 

 

 

昨日来られた患者さんの肋骨のエコー像です。

 

 

肋骨はカーブしているので、軽度の骨折はレントゲンでは確認しづらいですが、エコーですとこのように明確に確認することができます。

 

 

2 合併症

 

ⅰ 動揺性胸郭

数本の肋骨が交通事故などの強い外力で折れ、また1本の肋骨が2か所以上完全骨折した場合、肋骨(胸郭)の支持が失われ、呼吸困難となります。

そして、ショック症状をきたし、処置が遅ければ死に至ります。

 

ⅱ 外傷性気胸

骨折した肋骨片により胸膜が損傷されると、胸膜腔に空気が溜っていき、肺が縮まっていき呼吸困難となります。

その中でも、緊張性気胸は、胸膜の損傷開口部が弁用の作用をして、息を吸った時には空気が胸腔内に入り、息を吐くときには開口部が閉じて、呼吸を繰り返すごとに胸膜内圧が上昇して肺は虚脱し、縦郭(胸骨・胸椎・肺間胸膜で形成された場所で、食道・気管・心臓・大動脈弓といった大事な器官が存在する)が健側(正常な方)に圧排されます。

そして、呼吸困難・静脈還流障害を生じ、心拍出量の低下、血圧低下をきたし死に至ることがあります。

 

ⅲ 血胸

肺裂傷、肋間動脈損傷、内胸動静脈損傷で胸膜腔内に血液が貯留した状態で、呼吸困難や発熱を伴います。

 

ⅳ 内臓損傷

小児や若い人は、きわめて胸郭が柔軟性に富み、交通事故などで強力な胸部への外力では、胸郭に大きな損傷や変形がなくても胸部や腹部内臓の高度な損傷を与えることがあります。

とくに小児の胸部損傷は予後不良なことが多いので危険です。

 

激しい呼吸困難、チアノーゼ、発熱、血痰、血圧異常、脈の異常などでは、心臓損傷、気管損傷、横隔膜損傷、肺炎、胸膜炎などが疑われます。

また、背部(第11~12肋骨)の肋骨骨折では、患部の叩打による腰部痛の出現や、血尿の症状では腎損傷が疑われます。

 

 

3 治療法

軽度の骨折では、胸帯バンドで3週~4週固定していれば自然と骨癒合して治癒します。

 

 

 

まとめ

肋骨骨折は比較的多い骨折で、骨が脆くなった高齢者はくしゃみや咳でも容易に骨折し、過度の運動、特にゴルフスイングなどでも自家筋力で骨折することがあります。

軽度の骨折は予後良好で、胸帯バンドで約1ヶ月固定していれば自然と治ります。

 

しかし、交通事故などの強大な外力では胸郭には大事な臓器が集まっているため、内臓損傷によって重篤な状態に陥ります。

 

肋骨は左右12本あり大事な内臓を守っております。

肋骨は沢山あり、上下の肋骨が添え木の役目を果たしてくれて、余り治療をしなくても軽度のものは治ってしまいますが、ときに肋間筋の拘縮などで胸郭の動きが悪くなり肩が上がらないとか、後遺症が出ることもしばしばありますので、きちんと整形外科や整骨院に通って治しましょう。

 

 

 

☆本日も皆さんの健康と幸せを☆

 

 

 

 

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