院長ブログ

おはようございます。佐伯です。

今日のテーマは、「Red　flag　sine」についてです。

私は、腰背部痛の患者様を診るにあたって一番最初に排除したいサインです。
これは、直ぐにでも医科受診をしなければならないサインで、バイタルチェックや痛みの質や経過などで判断でき、必ずと言っていい程「感」が働きます。　「これはなんか変だぞ」と医療人なら感じることができる感も大事です。

今年に入ってからはRed　flag　sineがみられるような患者さんは来院してませんが、今までに尿管結石や髄膜炎、化膿性脊椎炎、十二指腸潰瘍等の病気が隠れている腰背部痛の患者さんがただの腰痛と思い来院されています。

なかには、急死してしまう解離性大動脈瘤による痛みもあり、直ぐに死に直結する場合もあります。

何か変だなと思ったら、直ぐに医科受診をお勧めします。