- セミナー
エコーのセミナーに参加してきました
昨日は水道橋にエコー(超音波観察装置)のセミナーに行ってきました。
講師は、茨城県水戸市で開業されている川村先生で、私よりもお若い先生なのに知識も経験も豊富で、大変わかりやすく説明して頂き勉強になりました。
セミナーでは川村先生に、私の骨折部の状態も非常に見やすく抽出していただき、まだまだ私のエコーの抽出技術も未熟なのを痛感しました。
ちなみに、私の骨折はまだまだ完全にくっついておりません。。
余談ですが私の骨折は下駄骨折といい、遅くても2か月もあれば骨はくっつきますが、私の骨はまだまだくっついておらず正常歩行も出来ていない状態で、自分で言うのもなんですが今まで診てきた下駄骨折の中で一番経過が悪いです。。
今回のセミナーを活かして今後とも精進し、研鑽し、患者様の大事なお身体を正確に判断できるようにしていきたいと思います。
我々が治療効果を出すためには、治療前に的確な理学所見などを取って病巣を把握しRedflagを排除し、かつエコー検査にて病態の見える化をして患者様と共有していくことが必要です。
我々柔道整復師はエコー検査が出来ないと、「~だろう」と疑いをもつのみでその時に病態を確定することが出来ません。
スペシャルテストや自覚症状、経過などから、病態を判断して「~の疑いがある」という状態で治療へと移行しがちですが、所見をとってからエコー検査をすることによって疑いが確定へと変わり治療方針を立てるのに非常に便利になってきました。
原因が分かれば、治癒までは寄り道をせずに最短でたどり着くことが出来ますし、整骨院で対応可能かどうかの判断もできます。
当院でもエコーを完備しておりますが、エコー機器も日進月歩で進化しており、昨日は株式会社エス・エス・ビーさんのエコーを見させて頂きました。
このエコー装置、めちゃくちゃ画像もきれいで分かりやすく、ディスプレイに患側と健側をだして比較できたり、タッチペンで画像に文字なども書けて最高峰なエコー装置でした。
業者さんいわく、このエコーは整形外科医のあらゆる要望に応えて出来たものらしく、滅茶苦茶欲しいです。
整骨院に通院している患者様におかれましては、症状がなかなか良くならない時などは一度エコー装置がある院や整形外科を受診してみてはいかがでしょうか。
きっと患部の状態を見ることが出来、半信半疑にならずに納得して通院に専念できることと思います。
当院での巻き爪矯正のセミナーも来月となりました。
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